うねり取り勉強中ブログ

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参照基準点による精神状態の実験
リチャード・タラーが行った以下の実験をまたまたリスクから引用します。

タラーは一クラスの学生に、彼らが30ドルの所持金を獲得した上で、次の選択を与えられていると問題を提示した。表が出れば9ドル勝ち、裏が出れば9ドル負けるというコイン投げをするか、しないか、という選択である。

学生のうち70%がコイン投げを選んだ。

タラーは次のクラスの学生に以下の選択肢を与えた。すなわち、所持金はゼロで、表が出れば39ドル、裏が出れば21ドルを得られるコイン投げか、もしくは確実な30ドルを選ぶかのどちらかである。

今度はコイン投げを選択した学生はわずか43%だった。

タラーはこの結果を「家庭財産(ハウスマネー)」効果と表現した。 両方のクラスに与えられた最終利得額の選択は同じ----すなわち39ドルか21ドル、もしくは確実な30ドル-----であるにもかかわらず、

所持金を持っている人はギャンブルを選択し、一文なしで始める人々はギャンブルを拒否する。

学生達は、最初のケースでは30ドル、二番目のケースではゼロという参照基準点に基づいて意思決定を行った。


確かにいえますよね。
1000万円持っていて100万円で株売買する人と、所持金ゼロで100万円を借金して株売買する人と、どちらが変動する相場で冷静な判断が出来るか想像するまでもないですよね。

参照基準点により精神状態が変わる。では、これを有利に展開するには? 

そうです「資金は大きく、掛け金は小さく」「満玉張るな」ですね。


deathworkさんにコメントを頂き、私も自分の読んだ本の感想文を少し読み返してみました。

「うねりとり入門」で、この本から参考になるところを抜粋しこう書いています。

・資金の90%は残している「小豆相場の基本」のT氏。立花さんも建てても半分(50%)
・鏑木先生曰く「小豆で何億も残した人たちに会って共通することは、売買の数量の少ないことですよ」
・プロでも一年の半分は休んでいる。

改めて、タラーの実験と結びつきました。

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Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントありがとうございます
deathworkさん、リスク管理って大事ですよね。
投資家に出来るのは損失のコントロールだけですからね。 

soubadouさん、「リスク」という本は、ゲーム理論というより人間の心理に関する本で、原本のタイトルは「against the gods」(神々への反逆)です。利益をコントロール出来るのではないか?という妄想に摂り付かれた男たちのエピソードが沢山書かれています。まさに神々への反逆というか挑戦ですね。

確かに、林先生や鏑木先生の本はいいですよね。私も何度も読み返していますよ。
2007/02/13(火) 23:42:13 | URL | 門前小僧 #nJKr1a.o[ 編集]
こんばんは
最近はゲーム理論に凝ってるようですね。
おいらも前によく読んでましたが、少し難しい本を買ったら読んでも意味がわからなくなって挫折しました。林の大将の本はいいですねえ。何回も読んでます。
2007/02/12(月) 23:15:27 | URL | soubadou #-[ 編集]
なるほど
なるほど!
『うねり取り入門』や他の本でも、
「満玉貼るな」とか「資金の○分の一でしか売買するな」
というようなことがかいてあり、
私もなんとなくそのほうがいいと思っていたのですが、
このタラーの実験と門前小僧さんの解説で、
はっきり理解することができました。
「参照基準点により精神状態が変わる」タイトル見ただけでは
なんのことかさっぱりわかりませんでしたが(^_^;、
これで満玉張った場合の心理状態なぜいけないか分かりました。
「リスク管理」についてまだそんなに深く考えていませんでしたが、
リスク管理が売買の結果に大きく影響することが分かったので、
しっかりリスク管理について研究していきたいと思います。
大変勉強になりました。
2007/02/12(月) 11:09:13 | URL | deathwork #9tkWa8Wc[ 編集]
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