うねり取り勉強中ブログ

知識や情報より技術を磨くことに目覚めた門前小僧が日々の投資行動を記録してみます。株に関係ないことも書いてゆきます!
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バックするバンドワゴン
このところの地合は、デイトレードの一節を思い出しますね。

"再びバンドワゴンは先ほどよりも乱暴にバックする。更に多くの人々が放り出される。そして現実が目のあたりになる。"

完全に冷え切って、参加者が蜘蛛の子を散らしたように拡散して閑散とするまでは、次のお祭は始まらない?

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バンドワゴン効果-マーケットの仕組みを垣間見る
出展 デイトレード オリバー・べレス/グレッグ・カプラ著

バンドワゴン(楽隊車)が賑やかに進んで行く様子を思い浮かべて欲しい。耳に心地よい音楽がバンドワゴンのスピーカーから流れてきてはいるが、 バンドワゴンの後ろについて思う存分楽しんでいるのは、ごく少数の人々である。音楽は大きな音で鮮明に鳴り響き、沿道にいる傍観者達を次第に引きつけていく。こうした傍観者達は、甘い音楽に抗することができず、盛り上がっているように見えるパーティに飛び込んでいく。

傍観者たちが次々とバンドワゴンの後ろに参加していく中で、 当初パーティの始まりを楽しんでいた人々は離れていく。後からパーティに参加してくる人々が増えてくるにしたがって、 バンドワゴンは同じペースで前に進む事が困難になってくる。バンドワゴンの進行速度は徐々に遅くなり、陽気な騒ぎを見物していた傍観者の更なる参加を可能にする。群集はさらに大きくなる。酔っ払った群集に囲まれて、バンドワゴンが前に進めなくなるまで 群集は拡大を続ける。やがてバンドワゴンは完全に停止する。バンドワゴンが全く動かなくなると、更に群集が膨らんでくる。それも当然である。この時点でパーティに参加することは極めて容易である。パーティに加わろうとする人々はもはやバンドワゴンに 飛び乗る必要もなく、何の苦労も要しない。

しかし、バンドワゴンの本分は前に進むことである。停止しているバンドワゴンは不自然なものであり、したがって、その状態は長続きするものではない。バンドワゴンは前に進もうとするが進む事ができない。バンドワゴンの後ろに群がる群集の数があまりにも多すぎる。バンドワゴンは何とかこの重荷を振り払わなければならない。そう、バンドワゴンはバックし、数人をなぎ倒すのである。音楽が鳴り止む。群衆の中に困惑した顔が見える。何が起こっているのかがわからぬうちに、再びバンドワゴンは先ほどよりも乱暴にバックする。更に多くの人々が放り出される。そして現実が目のあたりになる。

突如として饗宴は悪夢に変わり、パニックが生じる。あるものはバンドワゴンから飛び降りて死んでしまう。更にバンドワゴンがバックすると、酔っ払って足元のおぼつかない人々が地面に投げつけられる。この時点で、わずかに、バンドワゴンの熱狂的なファンのみが掴まっている。彼らの命は非常に細い糸にかかっている。完全に自由になることができないまま、バンドワゴンはアクセルを全開にする。この最後のバックはあまりにも荒々しく、最後までバンドワゴンにしがみついていた人々は振り落とされ、地面に叩きつけられて重症を負ってしまう。

この時点で、新たな傍観者の一群がどこからともなく現れる。彼らは酔っ払っておらず、平静である。彼らの一挙手一投足は、今しがたの惨劇に関わっていなかったためか力強く、はっきりとしたものである。彼らは誰なのか。その新しく見える一群は決して新しい顔ぶれではなかった。その一群はパーティーが荒れ狂う前に静かにその場を離れて行った人々だったのである。倒れている傍観者たちは、更に衝撃的な事実を知る。彼らは、パーティの最初のころに参加していただけでなく、パーティーをはじめた人々であったのである。「なんていうことだ!」誰かが叫ぶ。振り落とされ、自由に動くこともままならない人々は、ゲームの達人が再び仕事に取り掛かるのをただただ眺めるばかりである。

これらのプロの一群はバンドワゴンに向かって駆け出していく。一瞬のうちに彼らはバンドワゴンに飛び乗る。あまりにも簡単なことである。群集を振り払ったバンドワゴンは、自由に優雅に心地よく前進することができる。その速度は徐々に加速し、すぐにスムーズなペースを取り戻すのである。誰にも邪魔されずに数マイル走ると、これらの達人の中の誰かがスイッチを入れる。すると、再び楽しげな音楽が大音量で流れ出すのである。誰かが「さあ、やるぞ。またやつらがやってくるぞ。もう一回やってやろう」と叫ぶ。間もなく、先ほどの惨劇の被害者たちが再び興味を持ち始める。音楽は墓場へと彼らを招いているようでもある。そして、終わりのない循環が再び始まるのである。
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