うねり取り勉強中ブログ

知識や情報より技術を磨くことに目覚めた門前小僧が日々の投資行動を記録してみます。株に関係ないことも書いてゆきます!
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見切り千両
見切り千両を読みました。 梶山季之の作品で、私は古本の文庫本で読みました。

この中で印象的だったところを引用します。
「やはり勘でしょう。そして、あまり欲を出さないことです。倍にしてやろう、と考えたら失敗します。二割でも三割でも、利益があがった時、スッパリ止めることですね。ツキの波が離れたら、すぐ止める。バクチとは、喧嘩や戦争とおなじで、いつ仕掛けるかではなく、いつ止めるか、です。それを日本では”見切り千両”と云っていますが・・・・」

うーん。。含蓄があるお言葉。 エントリーよりエクジットがやはり難しく、かつ、重要なことを再認識しました。 

迷って彷徨えばYesが有ればNoもある。 見切り千両なのか、粘り腰を強くして構えるのか・・
結局、自分で決断するしか無い世界です。。
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損失回避の実験
リスク





の第16章 不変性の失敗 からイスラエルの心理学者カーネマンとトヴァスキーの興味深い実験を引用します。この実験は、木村剛さんの投資戦略の発想法


でも紹介されており、あまりに有名でなのでテレビでも紹介されたりしていますが、今流行りのやらせや捏造ではないので大丈夫ですw











実験1
被験者に対し、4000ドルを得る確率が80%でゼロとなる確率が20%というのと、100%の確率で3000ドルを受け取るということとの間で選択をしてもらった。リスクを伴う選択のほうが高い数学上の期待値(3200ドル)であるにもかかわらず、被験者のうち80%は確実な3000ドルを選択した。これらの人々はリスク回避的であった。

引き続き4000ドルを失う確率が80%で損得ゼロとなる確率が20%というのと、100%確実に3000ドルを失うということの間での選択問題を提示した。今度は、回答者のうち92%が数学上の期待値が確実な3000ドルの損失より多額の3200ドルとなるにもかかわらず、ギャンブルの方を選択した。
損失を伴う選択ではわれわれはリスク回避者ではなく、リスク愛好者なのである。


このような、非対称性の行動について、本書では「主たる動機は損失回避」としています。 
人間はプラスの刺激よりマイナスの刺激に敏感である。 とし、さらにトヴァスキーの推測として、

あなたが今日、どの程度良い気分かを考え、そしてどれくらいもっと良い気分になりうるかを想像してみると良い。・・・・・あなたの気分をより良くしてくれるものはいくつかあるだろうが、今の気分を害するものの数は無限大である。

と書かれています。

これを読んで私が感じたこと、、、
お金持ちだから幸せとは限らない。むしろ、よりよくしてくれそうな物がすぐに手に入らない貧乏な状態のほうが夢と希望を持てるのではないでしょうかね。
お金=時間ですから、お金も時間も持て余している人は、実は、損失回避のブルーな気分で日々を送っているのかも。 ・・・なんて、貧乏人の考えですかねw

貧乏は下が無いから上だけみて希望と供に生活し、お金持ちは「貧乏にはなりたくない」という損失回避の強迫観念と供に生活しているかも。 

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損切りは勝ちという考え方
損切ったことは、まさしく勝ったことを意味するのである。では、何に勝ったのであろうか。まず、損切ったトレーダーは投下資金の大半を取り戻している。過去にそれが出来ればよかったのにと悔やむトレーダーは数多い。彼らは損切れなかったために葬り去られ、歴史の一部、そう、忘れられた歴史の一部となっている。 次に、損切ったトレーダーは正しいポジションを取れる次なるチャンスを獲得している。マーケットに参加できず、チャンスもない人々は大勢いる。彼らは損切ればよかったと後悔するばかりである。最後に、損切ったトレーダーはマーケット参加者が得られるプレゼントを得ることができる。自尊心である。

「デイトレード」より。

事前に損切りラインを設定せず、参入する方がいるとしたら、二度と参加できなくなることを覚悟しなくてはいけませんね。

私の周りにも、損を怖れるあまり「一度も損を出したことがない」投資家がいます。 つまり、買うけれど売ったことがない人。塩漬けが趣味というわけではないけれど、天井で買って、評価損を嘆いていますが、損を確定するのは絶対に嫌なんでしょうね。

確かに投下資金は死んでいるし、新たに参入するチャンスも放棄しています。 それが、損をしたくないという自尊心の代償なのか、「儲かるかもしれない」という希望の代償だったのかわかりませんが、高くつきますね。

希望を買うならば、300円で宝くじを。。

P239第三の秘密 
「プロは希望を売り、初心者は希望を買う」 
なるほど!と思ったステートメントです。

「デイトレード」

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農場の法則
「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コーヴィーは過去200年間にアメリカで出版された「成功」に関する文献を調査したそうです。 その結果、驚くべきことに、最近の50年間の文献はその場しのぎの表面的で薄っぺらなものに過ぎないということだったそうです。

成功するためのイメージの作り方、テクニック、あるいは応急処置的な手法を説明しているだけだったと。 著者はこれを「個人主義」と呼んでおり、始めの150年は「人格主義」と呼んでいます。

50年というとテレビが普及開始した時期ではないかと思います。今はインターネットや携帯あらゆるメディアによる情報の洪水です。 その中で成功したいという願望(基本的に誰でもでしょうが)に向けて近道に見せかけた商品がなんと多いことか。 コーヴィーはこの手の商品も含めて言っているのではないかと思いました。

たとえば、
「10日で?Kgやせた脅威の**法」というダイエットや、
「半年で一億儲かるらくちん**法」という投資法
「パソコンで年収***万円」もありますね。
誰でもつい手を出したくなります。私も勿論そうで、痛い目にあわないと学習しないのが凡人なのです。

この手の近道本も「毎日続けるのがコツです。」と健康クリニックの先生のみたいな言葉で結んでいると、なるほど嘘は書いていないんですよね。(中にはタイトルは派手だけど内容はしっかりしているものもあります。あしからず)

どこかで、必ず気がつくハズです。コツコツしかないんだと。。

コーヴィーは書いています。*1
農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか、春に種蒔きをわすれ、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る・・・農場は自然のシステムである。必要な務めをはたし、作業を行わなければならない。 蒔いたものしか刈り取ることは出来ない。そこに近道は無い。(農場の法則)

(私も含め)刈り取ることしか考えていない人がいかに多いか。 この法則は株売買や、あらゆることに当てはまると思います。 コツコツと修行するしかありません。 結局は継続は力なり、急がば回れの大切さを説いているのだと思います。

「生徒の準備が出来たときに先生は現れる*2」と本にも書いてありますが、良く耳にする格言は聞く側が受け止めるまでは通り過ぎてゆくものだと最近良く感じます。 「急がば回れ」なんて、何度も何度も耳にしてわかったつもりでいながらわかっていない人が私を含めてとても多いです。

どんなことにも近道は無いと改めて勉強しました。


出展
*1
7つの習慣より
*2
普通の人がこうして億万長者になった一代で富を築いた人々の人生の知恵より
平均への回帰
遺伝学で有名なダーウィンが、優生学で有名なゴードンに提案して実験したサヤエンドウのデータ。

親豆と子豆の直径(1/100インチ)
15.0/16.0/17.0/18.0/19.0/20.0/21.0 親 
15.4/15.7/16.0/16.3/16.6/17.0/17.3 子の中心値 (リスクより引用)

ここでわかるのは親の直径の分布より子の中心値の分布が狭くなっていると言う事で、正規分布の中心に向って行く事を示しています。 仮に、拡散する方向であればこの世のサヤエンドウは極小か極大の豆だけという珍奇な事になると書いています。
投資での成功は、一貫性と計画から離れない能力に関係している
相場をみて、つくづく感じる事。

精神科医が見た投資心理学 より。


一般的に「動機付け」はあまり重要ではなく「永続」することが重要とも書いてあります。


何故って、この考えの対極にある人たちが本当に多いですからね。


「7日間集中ダイエット」って、うまい商売だよなぁ。。


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これから株を始める人には薦められない本
デイトレード  マーケットで勝ち続けるための発想術

プロになるのは容易ではなく、数々の苦難、苦労を乗り越えなければならないし、何年間も損を出し続けても諦めない不屈の精神が必要である。

と、冒頭からガツンと来る内容で衝撃的な本です。 デイトレードについて書いてありますが、中長期でもテクニカルならば全く問題なく読んで勉強になる本です。 

しかし、夢を持ってこれから株を始めようと思っている方には、あまりお薦めできません。というのは、本音が書いてあり、希望を持ってはじめた人には辛すぎる内容ではないでしょうか? 

つまり、連戦連勝、無敗のプロをイメージしてあこがれているとしたら、そんなカッコイイプロなんて存在しないという現実がわかります。プロは損失を避けることはしない、損失の金額をコントロールするだけであるという、初心者がもっとも目にしたくない「損」をバンバンだして、切っているということでしょうね。

逆に、何年もやっていてもちっとも成長しないし、利益も出ない。もう辞めてしまいたい等と悩んでる方は是非読んでみてください。

私も、かなり凹んでいましたが、この本を読んで希望が湧きました。
それは株価や相場に希望を持つという意味ではなく、自分の失敗から学んで向上する具体論が書いてあり、やれば自分も出来ると思え、自分自身に希望が持てたからでしょう。

何回かに分けて紹介したいと思っています。それほどに内容が濃く、為になる本です。



バックするバンドワゴン
このところの地合は、デイトレードの一節を思い出しますね。

"再びバンドワゴンは先ほどよりも乱暴にバックする。更に多くの人々が放り出される。そして現実が目のあたりになる。"

完全に冷え切って、参加者が蜘蛛の子を散らしたように拡散して閑散とするまでは、次のお祭は始まらない?

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初心者は希望を買う
相場での失敗の原因は「早く儲けよう」「沢山儲けよう」という欲が原因であり、私のような未熟者に限って、そういった己の欲に気付かない場合が多いです。
また、うまくいった場面だけ考える事をプラス思考と勘違いしている人も多く、そういう人が値動きの激しい銘柄に満玉張ったりします。

「プロは希望を売り、初心者は希望を買う」デイトレードより。

大きく値動きする銘柄は、「早く」「沢山」儲かる気がしますが、逆にすぐに大きくやられるものです。



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勝つよりも負けないことを
”長い棋士生活の中で発見した考え方として、「必勝」より「不敗」ということを重く見るようになった。

勝負の場では、必勝といっても不敗といっても、結果としては同じここと思えるが、実戦心理を分析すれば、同じことのようで、質的にはおおきくちがっている。

必勝の姿勢というのは、一般的な用語で言い替えれば、前向きの姿勢ということとなる。 それは勝ち抜くためには絶対に必要な姿勢であるが、前に進む事ばかりかんがえては、足元から危険が飛び立つことがある。

なるほど、必勝の姿勢というのは、聞こえもよくて一般受けするだろう。それでもいいが、私は、勝つという目的を達成するには、むしろ、「不敗の姿勢」を築くことが大切だと思う。 危険をのぞき去って、不敗の姿勢を築くことのほうが、より確実に勝利を手にする方法である。

勝負の体験から、私はそうした考え方に重点をおく。




魚取りにたとえてみれば、よくわかる。 
魚を網で追いつづけては逃がしてしまう。
網のなかに魚を追いこむ手を講ずるほうが、より確実に魚を捕らえることができよう。原理は同じことである。

私は、いつも「守り」の義務を履行しておいて、それから権利を行使するようにする。

不敗の姿勢を築くことは、ほんとうは「必勝」の姿勢を築くことになるわけである。”


将棋の大山康晴さんの「勝負のこころ」より引用

LCを設定しておきながら破っちゃう人(=昔の自分ですが)はよーく考えましょう!

守りの義務を履行せず、勝つことばかり追っていては大きな痛手を負うことになるんですよね。 

リスク管理ほど、地味だけど重要な事は無いと思う今日この頃です。

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