うねり取り勉強中ブログ

知識や情報より技術を磨くことに目覚めた門前小僧が日々の投資行動を記録してみます。株に関係ないことも書いてゆきます!
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- (--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) Comment(-)
見切り千両
見切り千両を読みました。 梶山季之の作品で、私は古本の文庫本で読みました。

この中で印象的だったところを引用します。
「やはり勘でしょう。そして、あまり欲を出さないことです。倍にしてやろう、と考えたら失敗します。二割でも三割でも、利益があがった時、スッパリ止めることですね。ツキの波が離れたら、すぐ止める。バクチとは、喧嘩や戦争とおなじで、いつ仕掛けるかではなく、いつ止めるか、です。それを日本では”見切り千両”と云っていますが・・・・」

うーん。。含蓄があるお言葉。 エントリーよりエクジットがやはり難しく、かつ、重要なことを再認識しました。 

迷って彷徨えばYesが有ればNoもある。 見切り千両なのか、粘り腰を強くして構えるのか・・
結局、自分で決断するしか無い世界です。。
スポンサーサイト
ダイエット産業と相場
この記事はブロとものみ閲覧できます
2017/01/02 (月) 08:40:50 | 日記 | Trackback(-) Comment(-)
損失回避の実験
リスク





の第16章 不変性の失敗 からイスラエルの心理学者カーネマンとトヴァスキーの興味深い実験を引用します。この実験は、木村剛さんの投資戦略の発想法


でも紹介されており、あまりに有名でなのでテレビでも紹介されたりしていますが、今流行りのやらせや捏造ではないので大丈夫ですw











実験1
被験者に対し、4000ドルを得る確率が80%でゼロとなる確率が20%というのと、100%の確率で3000ドルを受け取るということとの間で選択をしてもらった。リスクを伴う選択のほうが高い数学上の期待値(3200ドル)であるにもかかわらず、被験者のうち80%は確実な3000ドルを選択した。これらの人々はリスク回避的であった。

引き続き4000ドルを失う確率が80%で損得ゼロとなる確率が20%というのと、100%確実に3000ドルを失うということの間での選択問題を提示した。今度は、回答者のうち92%が数学上の期待値が確実な3000ドルの損失より多額の3200ドルとなるにもかかわらず、ギャンブルの方を選択した。
損失を伴う選択ではわれわれはリスク回避者ではなく、リスク愛好者なのである。


このような、非対称性の行動について、本書では「主たる動機は損失回避」としています。 
人間はプラスの刺激よりマイナスの刺激に敏感である。 とし、さらにトヴァスキーの推測として、

あなたが今日、どの程度良い気分かを考え、そしてどれくらいもっと良い気分になりうるかを想像してみると良い。・・・・・あなたの気分をより良くしてくれるものはいくつかあるだろうが、今の気分を害するものの数は無限大である。

と書かれています。

これを読んで私が感じたこと、、、
お金持ちだから幸せとは限らない。むしろ、よりよくしてくれそうな物がすぐに手に入らない貧乏な状態のほうが夢と希望を持てるのではないでしょうかね。
お金=時間ですから、お金も時間も持て余している人は、実は、損失回避のブルーな気分で日々を送っているのかも。 ・・・なんて、貧乏人の考えですかねw

貧乏は下が無いから上だけみて希望と供に生活し、お金持ちは「貧乏にはなりたくない」という損失回避の強迫観念と供に生活しているかも。 

【広告】
がんばる投資家の応援サイト トレーダーズショップ
群集心理
人は集団で行動すると個人レベルでの思考力は低下します。
さらに、周りの人と同じ行動をしている安心感で、危険に対する感度も鈍ります。

自分だけは大丈夫と思っていても、なかなか難しいという体験談を。。

いつもは単独か2,3人で山に行きますが、交通費の安さにひかれて、一度だけ団体のトレッキングツアーに参加したことがあります。 東北の山だったのですが、その時には危機管理が薄れて、何か特別な受身的な感覚になることを体験しました。

たとえば、

・地図はあまり見ないし、コースタイムも確認しない。
・目的ポイントまでどれくらいかも気にしない。


思考していない自分を発見します。 むしろ「いつまで歩けばつくのかな?」とか「今度の見所はなに?」みたいに。。   

なかにはツアー会社の至らないところばかり指摘して「もうこの会社のツアーには申し込まないわよ」と言っている大名旅行みたいな人も居ました。 

こんなことを体験すると、何十人もの登山グループが道を間違えて一晩ビバークしたニュースとかも記憶に新しいですが、他人事では無いように思えてきます。

お金を払って参加しているのだから、受身になってもいいじゃないか、、そうですよね。
けれど、自分の身を守るのは最後は自分だけです。危険に対する感度を下げるのは問題ですね。

さて、これは山だけの話でしょうか?相場でも同じではないでしょうか?

リーダーの相場観だけで団体行動することの危険を個人は認識しているのでしょうか?

「会費払っているから、儲けさせてもらいましょう」 という受身的な姿勢になったり、
「危機管理は任せましたから」という他人任せになる心理を、仕手筋は上手く利用しているのかもしれませんね。

大自然の中での自分という関係と同じく、相場と自分が真っ向から対峙することが何よりの訓練だと思いました。 だから、私は山でも相場でも群れることを避けているのかもしれません。頼りたい心があっても・・・

【広告】
がんばる投資家の応援サイト トレーダーズショップ
損切りは勝ちという考え方
損切ったことは、まさしく勝ったことを意味するのである。では、何に勝ったのであろうか。まず、損切ったトレーダーは投下資金の大半を取り戻している。過去にそれが出来ればよかったのにと悔やむトレーダーは数多い。彼らは損切れなかったために葬り去られ、歴史の一部、そう、忘れられた歴史の一部となっている。 次に、損切ったトレーダーは正しいポジションを取れる次なるチャンスを獲得している。マーケットに参加できず、チャンスもない人々は大勢いる。彼らは損切ればよかったと後悔するばかりである。最後に、損切ったトレーダーはマーケット参加者が得られるプレゼントを得ることができる。自尊心である。

「デイトレード」より。

事前に損切りラインを設定せず、参入する方がいるとしたら、二度と参加できなくなることを覚悟しなくてはいけませんね。

私の周りにも、損を怖れるあまり「一度も損を出したことがない」投資家がいます。 つまり、買うけれど売ったことがない人。塩漬けが趣味というわけではないけれど、天井で買って、評価損を嘆いていますが、損を確定するのは絶対に嫌なんでしょうね。

確かに投下資金は死んでいるし、新たに参入するチャンスも放棄しています。 それが、損をしたくないという自尊心の代償なのか、「儲かるかもしれない」という希望の代償だったのかわかりませんが、高くつきますね。

希望を買うならば、300円で宝くじを。。

P239第三の秘密 
「プロは希望を売り、初心者は希望を買う」 
なるほど!と思ったステートメントです。

「デイトレード」

【広告】
がんばる投資家の応援サイト トレーダーズショップ
農場の法則
「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コーヴィーは過去200年間にアメリカで出版された「成功」に関する文献を調査したそうです。 その結果、驚くべきことに、最近の50年間の文献はその場しのぎの表面的で薄っぺらなものに過ぎないということだったそうです。

成功するためのイメージの作り方、テクニック、あるいは応急処置的な手法を説明しているだけだったと。 著者はこれを「個人主義」と呼んでおり、始めの150年は「人格主義」と呼んでいます。

50年というとテレビが普及開始した時期ではないかと思います。今はインターネットや携帯あらゆるメディアによる情報の洪水です。 その中で成功したいという願望(基本的に誰でもでしょうが)に向けて近道に見せかけた商品がなんと多いことか。 コーヴィーはこの手の商品も含めて言っているのではないかと思いました。

たとえば、
「10日で?Kgやせた脅威の**法」というダイエットや、
「半年で一億儲かるらくちん**法」という投資法
「パソコンで年収***万円」もありますね。
誰でもつい手を出したくなります。私も勿論そうで、痛い目にあわないと学習しないのが凡人なのです。

この手の近道本も「毎日続けるのがコツです。」と健康クリニックの先生のみたいな言葉で結んでいると、なるほど嘘は書いていないんですよね。(中にはタイトルは派手だけど内容はしっかりしているものもあります。あしからず)

どこかで、必ず気がつくハズです。コツコツしかないんだと。。

コーヴィーは書いています。*1
農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか、春に種蒔きをわすれ、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る・・・農場は自然のシステムである。必要な務めをはたし、作業を行わなければならない。 蒔いたものしか刈り取ることは出来ない。そこに近道は無い。(農場の法則)

(私も含め)刈り取ることしか考えていない人がいかに多いか。 この法則は株売買や、あらゆることに当てはまると思います。 コツコツと修行するしかありません。 結局は継続は力なり、急がば回れの大切さを説いているのだと思います。

「生徒の準備が出来たときに先生は現れる*2」と本にも書いてありますが、良く耳にする格言は聞く側が受け止めるまでは通り過ぎてゆくものだと最近良く感じます。 「急がば回れ」なんて、何度も何度も耳にしてわかったつもりでいながらわかっていない人が私を含めてとても多いです。

どんなことにも近道は無いと改めて勉強しました。


出展
*1
7つの習慣より
*2
普通の人がこうして億万長者になった一代で富を築いた人々の人生の知恵より
平均への回帰
遺伝学で有名なダーウィンが、優生学で有名なゴードンに提案して実験したサヤエンドウのデータ。

親豆と子豆の直径(1/100インチ)
15.0/16.0/17.0/18.0/19.0/20.0/21.0 親 
15.4/15.7/16.0/16.3/16.6/17.0/17.3 子の中心値 (リスクより引用)

ここでわかるのは親の直径の分布より子の中心値の分布が狭くなっていると言う事で、正規分布の中心に向って行く事を示しています。 仮に、拡散する方向であればこの世のサヤエンドウは極小か極大の豆だけという珍奇な事になると書いています。
桜梅桃李
SMAPの「世界に一つだけの花」という歌が数年前にヒットしましたが、これを聞くたびに10年以上前の新聞のコラムの記事を思い出します。そこには何処かの僧侶の言葉がかいてあり
「人と比べると不幸になる」
と書かれていました。

ですのでSMAPの歌を聞いた瞬間にその僧侶の言葉が脳裏に甦って「これって仏教の教えからきてるんだろうなぁ」と思ったものです。

そんなことも有り、Webで調べると桜梅桃李(おうばいとうり)という四文字熟語にたどり着きました。 

つまり桜は桜の美しさがあり、梅には梅の、桃には桃の、李には李のそれぞれのよさがある。それなのに、桜の木に梅を咲かせようとするのは間違いである、みたいな教えです。
ナンバーワンよりオンリーワン。 すばらしい考え方だと思います。 
人それぞれが輝いて生きる為には、人と競うのではなく自分自身と競うべきですね。

ラポックの名言
他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない.
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。


はたして、昨年の自分と比較して成長しているのでしょうか?
投資での成功は、一貫性と計画から離れない能力に関係している
相場をみて、つくづく感じる事。

精神科医が見た投資心理学 より。


一般的に「動機付け」はあまり重要ではなく「永続」することが重要とも書いてあります。


何故って、この考えの対極にある人たちが本当に多いですからね。


「7日間集中ダイエット」って、うまい商売だよなぁ。。


【広告】
がんばる投資家の応援サイト トレーダーズショップ

これから株を始める人には薦められない本
デイトレード  マーケットで勝ち続けるための発想術

プロになるのは容易ではなく、数々の苦難、苦労を乗り越えなければならないし、何年間も損を出し続けても諦めない不屈の精神が必要である。

と、冒頭からガツンと来る内容で衝撃的な本です。 デイトレードについて書いてありますが、中長期でもテクニカルならば全く問題なく読んで勉強になる本です。 

しかし、夢を持ってこれから株を始めようと思っている方には、あまりお薦めできません。というのは、本音が書いてあり、希望を持ってはじめた人には辛すぎる内容ではないでしょうか? 

つまり、連戦連勝、無敗のプロをイメージしてあこがれているとしたら、そんなカッコイイプロなんて存在しないという現実がわかります。プロは損失を避けることはしない、損失の金額をコントロールするだけであるという、初心者がもっとも目にしたくない「損」をバンバンだして、切っているということでしょうね。

逆に、何年もやっていてもちっとも成長しないし、利益も出ない。もう辞めてしまいたい等と悩んでる方は是非読んでみてください。

私も、かなり凹んでいましたが、この本を読んで希望が湧きました。
それは株価や相場に希望を持つという意味ではなく、自分の失敗から学んで向上する具体論が書いてあり、やれば自分も出来ると思え、自分自身に希望が持てたからでしょう。

何回かに分けて紹介したいと思っています。それほどに内容が濃く、為になる本です。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。